海帆は、弥七から立ち食い焼肉「治郎丸」事業を取得することを決めた。対象事業の業績は売上高1億6700万円、営業利益911万円で、取得価額は6000万円。海帆はM&Aによる新たなブランド獲得を成長戦略の一つに位置づけており、今回買収する立ち食い焼肉は同社の既存業態にない飲食カテゴリーである。取得予定日は2019年5月31日。
M&Aアドバイザーのコメント:海帆の成長戦略において、新たなブランド獲得は重要な一環である。今回の立ち食い焼肉事業の取得は、同社の既存業態にない飲食カテゴリーであり、新たな顧客層の開拓につながると考えられる。また、取得価格が比較的低いことから、買収効果が期待できると言える。
株式会社M&A Do 代表取締役
M&Aシニアエキスパート・相続診断士
東京都昭島市出身。慶應義塾大学理工学部を卒業後、大手M&A仲介会社にて勤務し、その後独立。これまで製造業・工事業を中心に友好的なM&Aを支援。また父親が精密板金加工業、祖父が蕎麦屋、叔父が歯科クリニックを経営し、現在は父親の精密板金加工業にも社外取締役として従事。