浜松ホトニクスがデンマークのNKT Photonicsを約295億円で買収し、子会社化することを決定した。NKTはフォトニック結晶ファイバー製造技術を持ち、顕微鏡や半導体デバイス、量子コンピューター、眼科手術などに使用されるレーザーを製造している。浜松ホトニクスは、NKTのファイバーレーザー技術と相補関係にあり、今後のレーザー応用事業の拡大につながると判断した。M&Aアドバイザーとしては、浜松ホトニクスのレーザー事業の強化につながる買収であると評価できる。
株式会社M&A Do 代表取締役
M&Aシニアエキスパート・相続診断士
東京都昭島市出身。慶應義塾大学理工学部を卒業後、大手M&A仲介会社にて勤務し、その後独立。これまで製造業・工事業を中心に友好的なM&Aを支援。また父親が精密板金加工業、祖父が蕎麦屋、叔父が歯科クリニックを経営し、現在は父親の精密板金加工業にも社外取締役として従事。