武蔵精密工業は、リチウムイオンキャパシターの開発・製造を手がけるJMエナジーの株式80%を取得し、子会社化することを決めた。自動車の電動化などに伴い、今後成長が期待される蓄電デバイスの開発・生産技術や生産施設を取り込み、新たな事業展開を目指す。M&Aアドバイザーとしては、自動車業界の電動化に伴い、蓄電デバイス市場が拡大する中で、武蔵精密工業が事業拡大に向けた戦略的なM&Aを行ったことは、業界内での競争力強化につながると考えられる。