武田薬品工業は、不動産事業の一部を新たに設立する100%子会社に吸収分割し、新会社の全株式を譲渡することを決定した。譲渡先や価格は非公表で、譲渡益は約380億円で、2018年度下期に計上される。株式譲渡日は2019年3月22日の予定。武田薬品は株式譲渡後も大阪本社を継続使用する。M&Aアドバイザーとしては、今回の取引が武田薬品の不動産事業の再編につながる重要な一歩であると考えられる。