森永製菓は、インドネシアで粉飲料の製造・販売を手がける子会社の保有株式を合弁相手に譲渡することを決定した。MKIの業績が当初の目標から乖離していたため、合弁契約も解消される。譲渡価格は非公開で、譲渡予定日は2019年1月14日となっている。
M&Aアドバイザーのコメント:森永製菓は、インドネシア市場の早期開拓とハラル商品の生産拠点確保を目的にMKIを設立したが、市場縮小により業績が乖離したため、合弁相手に譲渡することを決定した。今後は、事業の再編や新規事業の展開に注力することが求められる。
株式会社M&A Do 代表取締役
M&Aシニアエキスパート・相続診断士
東京都昭島市出身。慶應義塾大学理工学部を卒業後、大手M&A仲介会社にて勤務し、その後独立。これまで製造業・工事業を中心に友好的なM&Aを支援。また父親が精密板金加工業、祖父が蕎麦屋、叔父が歯科クリニックを経営し、現在は父親の精密板金加工業にも社外取締役として従事。