栗田工業は、米Avista Technologiesと英Avista Technologiesを完全子会社化することを決定した。Avista TechnologiesはRO膜向けの水処理薬品を製造・販売しており、栗田工業が保有する同薬品と合わせることで商品ラインナップを拡充し、技術・ノウハウを共有しRO膜関連サービスの強化を目指す。取得価額は約92億円で、取得予定日は2019年5月15日。M&Aアドバイザーとしては、両社の事業統合により、水処理薬品市場における競争力が強化されると考えられる。