栗田工業は、米国の水道管劣化予測ソフトウエアサービス企業Fractaの株式50.1%を取得し、子会社化することを決定した。同サービスで年間売上高3000万ドルを目指し、営業や開発の体制を強化する予定。株式取得価額は約3700万ドル。M&Aアドバイザーとしては、栗田工業が水道管劣化予測サービスの需要が伸びると判断し、米国市場に進出する戦略的なM&Aだと評価できる。