栗林商船が北日本海運の全株式を取得し、子会社化することを決めた。北日本海運は青函フェリーを運航しており、栗林商船の子会社である共栄運輸と共同運航を行っていた。取得価額は20億3500万円で、取得予定日は2020年9月1日。日本通運はグループ事業の選択と集中の一環として、栗林商船に譲渡することを決めた。

M&Aアドバイザーとしてのコメント:栗林商船は、北日本海運の子会社化により、青函フェリー事業の効率的な運営を実現し、強固な事業基盤を築くことができると考えられる。また、日本通運のグループ事業の選択と集中により、事業の効率化が進むことが期待される。