東宝は、催事企画・運営の日本創造企画を買収し、子会社の東宝舞台と合併することを決めた。日本創造企画は博覧会やイベント、展示会などの企画、制作、運営を手がけ、東宝は50%を出資している。東宝舞台は演劇・テレビ・イベントなどの美術制作を主力とする。両社のスキルやノウハウを統合し、グループ事業の発展を目指す。株式の取得価額は非公表で、取得予定日は2019年11月1日。M&Aアドバイザーとしては、東宝のグループ事業の拡大に向けた戦略的な買収であると評価できる。
株式会社M&A Do 代表取締役
M&Aシニアエキスパート・相続診断士
東京都昭島市出身。慶應義塾大学理工学部を卒業後、大手M&A仲介会社にて勤務し、その後独立。これまで製造業・工事業を中心に友好的なM&Aを支援。また父親が精密板金加工業、祖父が蕎麦屋、叔父が歯科クリニックを経営し、現在は父親の精密板金加工業にも社外取締役として従事。