宝飾品卸大手の東京貴宝がMBOで株式を非公開化することを発表した。政木喜仁社長が設立した新会社がTOBを行い、約70%の株式を買い付ける。買付代金は最大7億5617万円。東京貴宝はTOBに賛同しており、TOBが成立すればジャスダックへの上場が廃止となる見通し。買付期間は11月10日~12月22日。M&Aアドバイザーとしては、宝飾品市場の縮小に対応するための構造改革や世代交代に向けた資産管理の最適化が必要であると考えられる。