東京海上ホールディングスは欧州子会社2社を英領バミューダのルネサンスリー・ホールディングスに約15億ドルで売却することを発表した。再保険事業の収益性低下により、元受保険事業に経営資源を集中するための決定である。売却は2019年3月を予定している。

M&Aアドバイザーのコメント:自然災害の多発や料率競争の激化により、再保険事業は収益性の低下に直面している。東京海上ホールディングスのように、経営資源をより収益性が高く安定した事業に集中することは、企業価値の向上につながる重要な戦略である。