東京ガスは、米国テキサス州でガス開発・生産を手がける現地合弁企業キャッスルトン・リソーシズを子会社化することを決めた。CRが米ルイジアナ州でガス田の権益を取得するのに伴い、増資を引き受け、現在46%の持ち株比率を70%超に引き上げる。子会社化の完了は2020年8月14日を予定。東京ガスは北米での事業基盤の拡大に向けて投資を継続するとしている。
【M&Aアドバイザーのコメント】
東京ガスが初めて米国子会社を通じてシェールガス事業の開発・生産会社を傘下に収めることで、北米での事業基盤の拡大に向けた投資を継続することが示された。今後も、エネルギー産業のグローバル化が進む中、日本企業の海外進出やM&Aが増加することが予想される。
株式会社M&A Do 代表取締役
M&Aシニアエキスパート・相続診断士
東京都昭島市出身。慶應義塾大学理工学部を卒業後、大手M&A仲介会社にて勤務し、その後独立。これまで製造業・工事業を中心に友好的なM&Aを支援。また父親が精密板金加工業、祖父が蕎麦屋、叔父が歯科クリニックを経営し、現在は父親の精密板金加工業にも社外取締役として従事。