東京エネシスが日立プラントコンストラクションから火力発電設備の設計・施工に関する事業を取得することを決定。電力設備の建設・保守事業を拡充し、日立プラントコンストラクションの技術力や人材を取り込み、生産性向上やグローバル展開、協力会社体制を活用した施工力強化などの相乗効果を見込む。取得価額は22億~28億円で、取得予定日は2021年7月1日。
M&Aアドバイザーとしてのコメント:東京エネシスの今回のM&Aは、中核と位置づける電力設備の建設・保守事業を拡充するための重要な一歩となる。日立プラントコンストラクションの技術力や人材を取り込むことで、生産性向上やグローバル展開、協力会社体制を活用した施工力強化などの相乗効果を期待できる。今後も、M&Aを活用した事業拡大に注力していくことが重要となる。
株式会社M&A Do 代表取締役
M&Aシニアエキスパート・相続診断士
東京都昭島市出身。慶應義塾大学理工学部を卒業後、大手M&A仲介会社にて勤務し、その後独立。これまで製造業・工事業を中心に友好的なM&Aを支援。また父親が精密板金加工業、祖父が蕎麦屋、叔父が歯科クリニックを経営し、現在は父親の精密板金加工業にも社外取締役として従事。