東テクは太陽光発電事業子会社のケーピーエネルギー合同会社の全持ち分を、日本再生可能エネルギーに譲渡することを決定した。譲渡価額は39億1600万円で、譲渡予定日は2020年1月10日となっている。これは、FITが終了する方向にあることや、建設工事でのリスクを勘案した結果である。M&Aアドバイザーとしては、太陽光発電事業においてFITの終了やリスク管理が重要であることを考慮し、今後の事業展開について慎重に検討する必要があると言える。
株式会社M&A Do 代表取締役
M&Aシニアエキスパート・相続診断士
東京都昭島市出身。慶應義塾大学理工学部を卒業後、大手M&A仲介会社にて勤務し、その後独立。これまで製造業・工事業を中心に友好的なM&Aを支援。また父親が精密板金加工業、祖父が蕎麦屋、叔父が歯科クリニックを経営し、現在は父親の精密板金加工業にも社外取締役として従事。