木曽路は、名古屋市の食肉加工会社である建部食肉産業の全株式を取得し、子会社化することを決定した。木曽路は、今後中部地区で焼肉業態店舗の出店拡大を計画しており、食肉加工会社の取得によりその戦略を強化する。取得価額は非公表で、取得予定日は2022年10月1日。建部食肉産業は1973年創業で、名古屋市内に2カ所の食肉加工工場を持つ。木曽路は、しゃぶしゃぶ・和食「木曽路」と焼肉「大将軍」「くいどん」「じゃんじゃん亭」を中心に、関東104、中部59、関西・九州31の計194店舗(2022年3月末)を展開している。

M&Aアドバイザーとしてのコメント:木曽路の飲食店事業は、地域に根ざした店舗展開により、多くのファンを獲得している。今回の建部食肉産業の取得により、食肉加工のノウハウを取り入れ、より高品質な肉を提供することができるようになる。また、焼肉業態店舗の出店拡大により、今後も成長