昭和電工は、鉛蓄電池事業をアドバンテッジパートナーズと東京センチュリーが出資するコンソーシアムに譲渡することを発表した。譲渡価格は非公表で、譲渡予定日は2021年12月1日。昭和電工は、昨年の日立化成買収に伴い、資産売却を打ち出しており、今回の譲渡もその一環となる。アドバイザーのコメントはない。
【補足】
M&Aアドバイザーとしてのコメント:
昭和電工は、財務基盤の健全化のために、鉛蓄電池事業の譲渡を決定したことは理解できます。一方で、アドバンテッジパートナーズなどのコンソーシアムが鉛蓄電池事業を取得することで、サステナブルなバッテリーソリューションの開発につながる可能性があります。今後、両社の連携に注目したいと思います。
株式会社M&A Do 代表取締役
M&Aシニアエキスパート・相続診断士
東京都昭島市出身。慶應義塾大学理工学部を卒業後、大手M&A仲介会社にて勤務し、その後独立。これまで製造業・工事業を中心に友好的なM&Aを支援。また父親が精密板金加工業、祖父が蕎麦屋、叔父が歯科クリニックを経営し、現在は父親の精密板金加工業にも社外取締役として従事。