昭和電工は、鉛蓄電池事業をアドバンテッジパートナーズと東京センチュリーが出資するコンソーシアムに譲渡することを発表した。譲渡価格は非公表で、譲渡予定日は2021年12月1日。昭和電工は、昨年の日立化成買収に伴い、資産売却を打ち出しており、今回の譲渡もその一環となる。アドバイザーのコメントはない。

【補足】
M&Aアドバイザーとしてのコメント:
昭和電工は、財務基盤の健全化のために、鉛蓄電池事業の譲渡を決定したことは理解できます。一方で、アドバンテッジパートナーズなどのコンソーシアムが鉛蓄電池事業を取得することで、サステナブルなバッテリーソリューションの開発につながる可能性があります。今後、両社の連携に注目したいと思います。