日立金属はアルミホイール事業からの撤退を決定し、米国の子会社AAP St. Marys Corp.の全株式を光生アルミニューム工業に譲渡する。アルミホイール事業は生産性低下や需要減退により赤字に陥っており、約30億円の損失を計上する。国内の熊谷工場の生産・出荷を停止し、2020年9月末までに撤退を完了する予定。M&Aアドバイザーとしては、日立金属が事業の選択と集中を行い、経営資源を集約することで、今後の成長につながる可能性があると考えられる。