日立造船は、物流子会社のオーナミの株式66.6%をセンコーグループホールディングスに譲渡することを決定した。譲渡価額は非公表で、譲渡予定日は2023年2月28日に変更された。日立造船は引き続きオーナミ株式の33.4%を保有する。物流事業を取り巻く環境が厳しさを増す中、日立造船は事業ポートフォリオの最適化を進め、提携や協業の機会を模索していた。M&Aアドバイザーとしては、日立造船が事業ポートフォリオの最適化を進める中で、物流事業において提携や協業の機会を模索することは、今後ますます重要になると考えられる。
株式会社M&A Do 代表取締役
M&Aシニアエキスパート・相続診断士
東京都昭島市出身。慶應義塾大学理工学部を卒業後、大手M&A仲介会社にて勤務し、その後独立。これまで製造業・工事業を中心に友好的なM&Aを支援。また父親が精密板金加工業、祖父が蕎麦屋、叔父が歯科クリニックを経営し、現在は父親の精密板金加工業にも社外取締役として従事。