日立造船は、ドイツのごみ焼却発電施設の設計・建設やメンテナンスを手がけるSBEの全株式を取得し、子会社化することを決めた。取得価額は非公表で、取得予定は2022年2月頃まで。日立造船は、SBEとの相互補完が見込めると判断し、欧州で展開するごみ焼却発電関連事業を強化する。M&Aアドバイザーとしては、日立造船が欧州市場での事業拡大を図る上で、SBEの買収は戦略的な一手と言える。