日立造船は、ドイツのごみ焼却発電施設の設計・建設やメンテナンスを手がけるSBEの全株式を取得し、子会社化することを決めた。取得価額は非公表で、取得予定は2022年2月頃まで。日立造船は、SBEとの相互補完が見込めると判断し、欧州で展開するごみ焼却発電関連事業を強化する。M&Aアドバイザーとしては、日立造船が欧州市場での事業拡大を図る上で、SBEの買収は戦略的な一手と言える。
株式会社M&A Do 代表取締役
M&Aシニアエキスパート・相続診断士
東京都昭島市出身。慶應義塾大学理工学部を卒業後、大手M&A仲介会社にて勤務し、その後独立。これまで製造業・工事業を中心に友好的なM&Aを支援。また父親が精密板金加工業、祖父が蕎麦屋、叔父が歯科クリニックを経営し、現在は父親の精密板金加工業にも社外取締役として従事。