日立キャピタルは、ポーランドの自動車リース企業Prime Car Managementを完全子会社化するためにTOBを開始した。Prime Car Managementはポーランド全土で最大手の自動車リース企業であり、3万6000台の車両管理台数を持つ。買付価格は1株12.09ズロチで、買付総額は約43億2000万円。株式取得予定日は2019年2月21日。M&Aアドバイザーとしては、日立キャピタルが欧州市場での事業拡大を進める上で、Prime Car Managementの買収は重要な一歩であると考えられる。
株式会社M&A Do 代表取締役
M&Aシニアエキスパート・相続診断士
東京都昭島市出身。慶應義塾大学理工学部を卒業後、大手M&A仲介会社にて勤務し、その後独立。これまで製造業・工事業を中心に友好的なM&Aを支援。また父親が精密板金加工業、祖父が蕎麦屋、叔父が歯科クリニックを経営し、現在は父親の精密板金加工業にも社外取締役として従事。