日清製粉グループが豪州の製粉会社Allied Pinnacle Pty Limitedを約470億円で買収することを発表した。Allied Pinnacle社は豪州の小麦粉市場でトップシェアを持ち、直近売上高は約468億円。日清製粉グループはニュージーランドの同業チャンピオン製粉を子会社化しており、双方の販売・物流網を活用した拡販や業務効率化などのシナジー創出を目指す。M&Aアドバイザーとしては、日清製粉グループの海外展開戦略の一環として、オーストラリア市場への進出が戦略的に重要であると考えられる。
株式会社M&A Do 代表取締役
M&Aシニアエキスパート・相続診断士
東京都昭島市出身。慶應義塾大学理工学部を卒業後、大手M&A仲介会社にて勤務し、その後独立。これまで製造業・工事業を中心に友好的なM&Aを支援。また父親が精密板金加工業、祖父が蕎麦屋、叔父が歯科クリニックを経営し、現在は父親の精密板金加工業にも社外取締役として従事。