日清紡ホールディングスは、ドイツのRBI GmbHとLEAS GmbHを買収し、ETCやITS関連事業の拡大を目指す。JRCモビリティを通じて、両社の全株式を取得した。RBIはインフォテイメント車載機器の開発支援を主力とし、LEASは組み立てを行う。株式の取得価額は非公表。M&Aアドバイザーとしては、日清紡ホールディングスが欧州自動車向け車載機器ビジネスを機動的に展開できるようになると評価している。また、道路課金システムの仕様が多様化する中で、開発スピードの向上が重要性を増していると指摘している。
株式会社M&A Do 代表取締役
M&Aシニアエキスパート・相続診断士
東京都昭島市出身。慶應義塾大学理工学部を卒業後、大手M&A仲介会社にて勤務し、その後独立。これまで製造業・工事業を中心に友好的なM&Aを支援。また父親が精密板金加工業、祖父が蕎麦屋、叔父が歯科クリニックを経営し、現在は父親の精密板金加工業にも社外取締役として従事。