日東電工が英国のモンディから、紙おむつや生理用品などに使う衛生材料事業を約804億円で買収することを発表した。取得するのはドイツ、中国、米国の子会社4社の全株式で、今後は欧米を含めグローバルに展開する予定。日東電工は近年、衛生材料などのヒューマンライフ分野を新事業の重点育成分野と位置付け、取り組みを強化している。M&Aアドバイザーとしては、日東電工が新規事業分野に進出することで、事業の多角化を進めることができると考えられる。