日東紡は、中国子会社の日東紡(中国)有限公司の全持ち分を浙江銀瑜新材料に譲渡した。日東紡有限公司は織物や芯地製品を製造・販売していたが、競争力低下や業績低迷が続いていた。譲渡価額は非公表で、譲渡日は2019年4月18日。M&Aアドバイザーとしては、日東紡が競争力低下に対応するための戦略を見直し、事業の再編成を進めた結果と考えられる。
株式会社M&A Do 代表取締役
M&Aシニアエキスパート・相続診断士
東京都昭島市出身。慶應義塾大学理工学部を卒業後、大手M&A仲介会社にて勤務し、その後独立。これまで製造業・工事業を中心に友好的なM&Aを支援。また父親が精密板金加工業、祖父が蕎麦屋、叔父が歯科クリニックを経営し、現在は父親の精密板金加工業にも社外取締役として従事。