日東精工は、販売代理店である松浦屋を子会社化することを決定した。松浦屋は、日東精工の締結部品、産業用機械装置、表面処理装置を取り扱っており、両社の関係緊密化の方向性を検討していた。日東精工は松浦屋株式の38.9%を保有し、議決権ベースの持ち株比率が52%となり、子会社化の要件を満たす。M&Aアドバイザーとしては、両社の関係強化によるシナジー効果を期待できると考えられる。
株式会社M&A Do 代表取締役
M&Aシニアエキスパート・相続診断士
東京都昭島市出身。慶應義塾大学理工学部を卒業後、大手M&A仲介会社にて勤務し、その後独立。これまで製造業・工事業を中心に友好的なM&Aを支援。また父親が精密板金加工業、祖父が蕎麦屋、叔父が歯科クリニックを経営し、現在は父親の精密板金加工業にも社外取締役として従事。