日本電産は、傘下の日本電産コパル電子を通じて、電子部品製造の緑測器の全株式を取得し、子会社化することを決定した。緑測器はポテンショメーターやエンコーダーを主力製品としており、日本電産コパルとの製品構成上の重複がなく、相乗効果が期待できるとしている。取得価額や取得予定日は非公表。2023年3月31日に全株式の取得が完了したと発表された。
【M&Aアドバイザーのコメント】
日本電産の緑測器の買収は、同社の製品ラインナップを拡大するための戦略的な買収であると言えます。また、日本電産コパルとの製品構成上の重複がなく、相乗効果が期待できることから、買収後のシナジー効果も期待されます。
株式会社M&A Do 代表取締役
M&Aシニアエキスパート・相続診断士
東京都昭島市出身。慶應義塾大学理工学部を卒業後、大手M&A仲介会社にて勤務し、その後独立。これまで製造業・工事業を中心に友好的なM&Aを支援。また父親が精密板金加工業、祖父が蕎麦屋、叔父が歯科クリニックを経営し、現在は父親の精密板金加工業にも社外取締役として従事。