日本郵船は、クルーズ客船「飛鳥ブランド」を展開する子会社の保有株式の50%を船舶投資ファンドのアンカー・シップ・パートナーズに譲渡することで基本合意した。譲渡価額は非公表で、2018年度中の譲渡を予定している。アンカー・シップ・パートナーズは、海運各社に対し多様な用船を行っている船舶投資運営会社である。M&Aアドバイザーとしては、今後のクルーズ客船市場の動向に注目し、両社の共同運営が成功することを期待したい。