日本紙パルプ商事は、シンガポールとマレーシアの紙・板紙の卸売事業を手がける2社を買収することを決定した。取得するのはSpicers Paper (Singapore) Pte LtdとSpicers Paper (Malaysia) Sdn Bhdで、取得価額は非公表。両国とも国内生産比率が低く、輸入に頼っているため、今後も堅調な伸びが期待される。取得予定日は2018年11月。M&Aアドバイザーとしては、今後もアジア地域でのM&Aが活発化すると予想される。
株式会社M&A Do 代表取締役
M&Aシニアエキスパート・相続診断士
東京都昭島市出身。慶應義塾大学理工学部を卒業後、大手M&A仲介会社にて勤務し、その後独立。これまで製造業・工事業を中心に友好的なM&Aを支援。また父親が精密板金加工業、祖父が蕎麦屋、叔父が歯科クリニックを経営し、現在は父親の精密板金加工業にも社外取締役として従事。