日本板硝子は、バッテリーセパレーター事業を米国のENTEK Technology Holdingsに売却することを決定した。ENTEKは、日本板硝子とインドネシアで合弁事業を手がけ、緊密な関係にある。譲渡対象には2社が含まれ、当該事業の直近売上高は79億5000万円。譲渡価額は非公表。譲渡予定は2021年8月で、譲渡先のENTEK Japanの一部株式を日本板硝子が保有する予定。9月1日に譲渡が完了したと発表された。

M&Aアドバイザーとしてのコメント:日本板硝子は、バッテリーセパレーター事業を売却することで、事業の集中化と経営資源の最適化を図ることができる。ENTEKは、日本板硝子との緊密な関係を活かし、事業拡大を進めることができると考えられる。今後も、両社の協力関係が強化されることが期待される。