日本曹達は、フランス子会社Alkaline S.A.Sの全株式をルクセンブルクの化学メーカーInternational Chemical Investors S.E.の傘下企業に譲渡する方向で協議を始めたことを発表した。譲渡予定は2023年1月で、譲渡価額は未確定。Alkalineは持ち株会社で、事業会社のMSSA S.A.S.を傘下に置く。譲渡価額は非公表となっている。全株式の譲渡は2023年3月3日に完了した。
【M&Aアドバイザーのコメント】
日本曹達の事業ポートフォリオ見直しによるAlkaline S.A.Sの譲渡は、グループの経営戦略に沿った重要な一環と言えます。また、ルクセンブルクの化学メーカーInternational Chemical Investors S.E.の傘下企業に譲渡されることで、Alkaline S.A.Sの事業が更なる発展を遂げることが期待されます。
株式会社M&A Do 代表取締役
M&Aシニアエキスパート・相続診断士
東京都昭島市出身。慶應義塾大学理工学部を卒業後、大手M&A仲介会社にて勤務し、その後独立。これまで製造業・工事業を中心に友好的なM&Aを支援。また父親が精密板金加工業、祖父が蕎麦屋、叔父が歯科クリニックを経営し、現在は父親の精密板金加工業にも社外取締役として従事。