日本工営がジオプラン・ナムテックの株式56%を取得し、子会社化することを決定した。ジオプランはインフラ関連のITコンサルティング業務を手がけ、上下水道や電力、ガス、通信などのネットワーク型インフラ分野へのIT情報システムの販売・サポートを主業務とする。日本工営は、ジオプランのデータシステムと自社のコンサルティングサービスを融合し、アセットデータに基づく維持管理、技術提案営業を推し進める。取得価額は非公表で、取得予定日は2019年5月中。M&Aアドバイザーとしては、日本工営がインフラ分野におけるITコンサルティングサービスの強化を図るため、ジオプラン・ナムテックの子会社化を決定したことは戦略的な判断であると評価できる。