日本化薬がポラテクノの全株式をTOBにより取得することを決定。現在、日本化薬はポラテクノ株の66.45%を保有しており、2位株主の有沢製作所もTOBに合意している。両社の独自技術を融合させた新製品開発の加速が目的で、両社を一体化することで経営資源の相互活用を目指す。買付価格は1株993円で、買付総額は138億円。M&Aアドバイザーとしては、両社の技術や販売チャネル、生産体制、人材などの相乗効果を最大限に引き出すことが重要である。
株式会社M&A Do 代表取締役
M&Aシニアエキスパート・相続診断士
東京都昭島市出身。慶應義塾大学理工学部を卒業後、大手M&A仲介会社にて勤務し、その後独立。これまで製造業・工事業を中心に友好的なM&Aを支援。また父親が精密板金加工業、祖父が蕎麦屋、叔父が歯科クリニックを経営し、現在は父親の精密板金加工業にも社外取締役として従事。