日本創発グループは、総合製本会社の飯島製本の株式32%を追加取得し、子会社化した。取得価額は3億8400万円。両社は設備や技術の融合を進め、印刷物製造の効率向上やワンストップサービスの強化を目指す。飯島製本は国内最大規模の独立資本の製本会社で、中京圏の3工場のほか、関東圏、関西圏に各1工場を持つ。M&Aアドバイザーとしては、両社の経営資源の融合によるシナジー効果を期待し、今後の成長に注目したい。
株式会社M&A Do 代表取締役
M&Aシニアエキスパート・相続診断士
東京都昭島市出身。慶應義塾大学理工学部を卒業後、大手M&A仲介会社にて勤務し、その後独立。これまで製造業・工事業を中心に友好的なM&Aを支援。また父親が精密板金加工業、祖父が蕎麦屋、叔父が歯科クリニックを経営し、現在は父親の精密板金加工業にも社外取締役として従事。