日本光電工業は、米国子会社を通じてAMP3Dの全株式を取得し、子会社化することを決定した。AMP3Dは、医療分野のアルゴリズムやソフトウエアの研究開発を手がけており、日本光電工業はDHS分野の技術開発力の強化や解析アルゴリズム開発の加速を期待している。取得価額は非公表で、取得予定日は2021年8月6日。M&Aアドバイザーとしては、日本光電工業が医療分野における技術開発力を強化するために、戦略的なM&Aを実施したことは、業界において注目すべき動きであると言える。
株式会社M&A Do 代表取締役
M&Aシニアエキスパート・相続診断士
東京都昭島市出身。慶應義塾大学理工学部を卒業後、大手M&A仲介会社にて勤務し、その後独立。これまで製造業・工事業を中心に友好的なM&Aを支援。また父親が精密板金加工業、祖父が蕎麦屋、叔父が歯科クリニックを経営し、現在は父親の精密板金加工業にも社外取締役として従事。