日本の応用地質が、シンガポールのGeosmart Internationalの株式60%を取得し、子会社化することを決定した。既存の現地子会社との連携を進め、シンガポール建設市場でワンストップサービスの提供を目指す。取得価額は非公表で、取得予定は2022年10月上旬。Geosmartは、建設工事・構造物に関する点検をはじめ、地盤調査、地盤改良、井戸の復水処理などを主業務とする。M&Aアドバイザーとしては、日本企業がアジア市場に進出する際には、現地企業との連携が重要であり、今回の取引はその一例と言える。