日本ペイントホールディングスがスロベニアの塗料メーカー、JUBを1億9450万ユーロで買収することを発表した。JUBは建築用塗料や断熱材の製造・販売を手がけ、中・東欧市場での地盤構築を目指す。買収完了は2022年1~6月中を見込む。最終的な取得価額は1億9970万ユーロ。M&Aアドバイザーとしては、日本ペイントの中・東欧市場進出に向けた戦略的な買収であると評価できる。
株式会社M&A Do 代表取締役
M&Aシニアエキスパート・相続診断士
東京都昭島市出身。慶應義塾大学理工学部を卒業後、大手M&A仲介会社にて勤務し、その後独立。これまで製造業・工事業を中心に友好的なM&Aを支援。また父親が精密板金加工業、祖父が蕎麦屋、叔父が歯科クリニックを経営し、現在は父親の精密板金加工業にも社外取締役として従事。