日本ペイントホールディングスは、密封剤・接着剤メーカーのNPTの株式51%を取得し、子会社化することを決めた。NPTはイタリア国内のほか、60カ国以上に製品を輸出している。取得価額は非公表で、取得予定は2023年上期中。NPTの残る49%の株式についても今後、日本ペイント側が取得することが可能な契約になっているという。
M&Aアドバイザーのコメント:日本ペイントホールディングスのNPT株式取得は、同社の塗料・コーティング分野にとどまらず、周辺分野への展開戦略の一環として注目される。NPTのグローバルなネットワークを活用し、日本ペイントの事業拡大につなげることが期待される。
株式会社M&A Do 代表取締役
M&Aシニアエキスパート・相続診断士
東京都昭島市出身。慶應義塾大学理工学部を卒業後、大手M&A仲介会社にて勤務し、その後独立。これまで製造業・工事業を中心に友好的なM&Aを支援。また父親が精密板金加工業、祖父が蕎麦屋、叔父が歯科クリニックを経営し、現在は父親の精密板金加工業にも社外取締役として従事。