日本エスコンが、京都市の不動産賃貸業の四条大宮ビルの全株式を取得し、子会社化することを決めた。取得価額は300億7100万円で、取得予定日は2023年7月31日。四条大宮は、賃貸マンションや商業施設など優良な収益資産を多数保有している。この取引により、日本エスコンは収益構造の転換を加速することが狙いとなっている。M&Aアドバイザーとしては、日本エスコンが不動産業界に進出することで、新たなビジネスチャンスを生み出すことが期待される。
株式会社M&A Do 代表取締役
M&Aシニアエキスパート・相続診断士
東京都昭島市出身。慶應義塾大学理工学部を卒業後、大手M&A仲介会社にて勤務し、その後独立。これまで製造業・工事業を中心に友好的なM&Aを支援。また父親が精密板金加工業、祖父が蕎麦屋、叔父が歯科クリニックを経営し、現在は父親の精密板金加工業にも社外取締役として従事。