日本アンテナが東芝コンシューママーケティングのアンテナ・メディア機器事業を取得することを決定した。取得するのはアンテナ、ブースター、チューナーなどの製造販売事業で、当該事業の売上高は約13億4000万円。日本アンテナは通信・放送用アンテナ専業メーカーであり、TCMを傘下に取り込むことで新商品の開発や既存商品の改良改造のスピードアップを進めるほか、家庭用機器のアフターサービス拠点としてTCMの特約店網との協業を通じたシナジー創出を期待している。取得価額は非公表で、取得予定日は2019年4月1日となっている。
M&Aアドバイザーのコメント:日本アンテナがTCMのアンテナ・メディア機器事業を取得することで、製品ラインナップの拡充やアフターサービスの強化を図ることができる。また、TCMの特約店網との協業により、新たなビジネスチャンスを生み出すことが期待される。
株式会社M&A Do 代表取締役
M&Aシニアエキスパート・相続診断士
東京都昭島市出身。慶應義塾大学理工学部を卒業後、大手M&A仲介会社にて勤務し、その後独立。これまで製造業・工事業を中心に友好的なM&Aを支援。また父親が精密板金加工業、祖父が蕎麦屋、叔父が歯科クリニックを経営し、現在は父親の精密板金加工業にも社外取締役として従事。