日本アンテナは、中国のアンテナメーカーである蘇州華広電通有限公司の全持ち分を約14億1000万円で取得し、子会社化することを決定した。これにより、中国の通信関連機器の需要拡大に対応し、アジア圏をはじめとするグローバル市場開拓の足掛かりを得ることができる。取得予定日は2020年8月で、現在は完了している。M&Aアドバイザーとしては、日本アンテナがアジア圏での事業拡大を進める上で、中国市場において強力なパートナーを得ることができたと評価できる。
株式会社M&A Do 代表取締役
M&Aシニアエキスパート・相続診断士
東京都昭島市出身。慶應義塾大学理工学部を卒業後、大手M&A仲介会社にて勤務し、その後独立。これまで製造業・工事業を中心に友好的なM&Aを支援。また父親が精密板金加工業、祖父が蕎麦屋、叔父が歯科クリニックを経営し、現在は父親の精密板金加工業にも社外取締役として従事。