新日本建物がファーストキャビンのフランチャイズ事業と運営受託事業を取得した。取得価額や取得日は非公表。ファーストキャビンは今年4月末に自己破産を申請し、負債は約37億円。新日本建物はこれを新たな収益物件の開発・販売につなげる。M&Aアドバイザーとしては、新日本建物が不動産事業の多角化を進める中で、ファーストキャビンの買収は戦略的な一手と言える。
株式会社M&A Do 代表取締役
M&Aシニアエキスパート・相続診断士
東京都昭島市出身。慶應義塾大学理工学部を卒業後、大手M&A仲介会社にて勤務し、その後独立。これまで製造業・工事業を中心に友好的なM&Aを支援。また父親が精密板金加工業、祖父が蕎麦屋、叔父が歯科クリニックを経営し、現在は父親の精密板金加工業にも社外取締役として従事。