広島電鉄の子会社である広電ストアが、スーパー事業と移動販売事業をマックスバリュ西日本に譲渡することを決定した。広電ストアは地域密着で事業展開してきたが、大型店出店時の投資負担増などで経営状態が厳しくなっていた。譲渡するのは5店舗と移動販売事業で、譲渡価額は非公表。譲渡予定日は2018年10月1日。

M&Aアドバイザーとしてのコメント:広島電鉄がスーパー事業と移動販売事業を譲渡することで、経営資源の集中化を図り、事業の効率化を目指す戦略的な判断と言える。一方で、地域密着型の企業が大手企業に買収されることで、地域経済に与える影響も懸念される。今後、買収後の事業展開や地域貢献に注目が集まる。