川崎重工業と日立造船は10月1日にシールドマシンなどトンネル掘進機事業を統合することを発表した。新会社は川重日立造船シールド準備が設立され、地下鉄や下水道などのトンネル工事に使われるシールドマシンやTBM、土木機械と関連部品に関する設計・開発、修理、販売を担当する。M&Aアドバイザーとしては、トンネル掘進機市場の競争力を高め、海外展開を推し進めることで、新会社の成長を期待したい。
株式会社M&A Do 代表取締役
M&Aシニアエキスパート・相続診断士
東京都昭島市出身。慶應義塾大学理工学部を卒業後、大手M&A仲介会社にて勤務し、その後独立。これまで製造業・工事業を中心に友好的なM&Aを支援。また父親が精密板金加工業、祖父が蕎麦屋、叔父が歯科クリニックを経営し、現在は父親の精密板金加工業にも社外取締役として従事。