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川本産業、包帯メーカーのクロス工業を子会社化へ。医療消耗品の価格競争力と安定供給体制の強化を狙う。取得価額は9億7800万円。取得予定日は2022年12月28日。

川本産業は、包帯メーカーのクロス工業の株式66.6%を取得し、子会社化することを決めた。取得価額は9億7800万円で、取得予定日は2022年12月28日。クロス工業は包帯製造を祖業とし、現在ではインナーウエアやレースも手がける。川本産業は医療消耗品、介護製品、育児用品や安全衛生保護具などの製造・販売を主力とする。クロス工業を傘下に収めることで、包帯製品の競争力向上とともに、介護やマタニティー市場へのインナーウエア製品の拡充、ベトナムにおける医療消耗品の製造など、さまざまな相乗効果を期待している。

M&Aアドバイザーとしてのコメント:川本産業のクロス工業子会社化は、医療消耗品市場における競争力強化につながるとともに、新たな市場への進出やグローバル展開にも期待が持てる。今後は、両社のシナジー効果を最大限に引き出し、事業拡大に取り組むことが求められる。

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