川崎汽船は、ドイツ子会社のKHL-Gの全株式を現地の投資会社に譲渡することを決めた。KHL-Gは、海運子会社のSALの持ち株会社として設立されたが、SALを売却し、役割を終えたため、売却が適切と判断した。譲渡価額は非公表で、譲渡予定日は2019年9月19日となっている。
M&Aアドバイザーとしてのコメント:川崎汽船がKHL-Gの全株式を譲渡することで、清算に要する時間や費用を考慮し、経営効率を向上させることができると考えられる。また、投資会社にとっては、KHL-Gの事業を引き継ぐことで、新たなビジネスチャンスを得ることができると思われる。
株式会社M&A Do 代表取締役
M&Aシニアエキスパート・相続診断士
東京都昭島市出身。慶應義塾大学理工学部を卒業後、大手M&A仲介会社にて勤務し、その後独立。これまで製造業・工事業を中心に友好的なM&Aを支援。また父親が精密板金加工業、祖父が蕎麦屋、叔父が歯科クリニックを経営し、現在は父親の精密板金加工業にも社外取締役として従事。