岡谷鋼機は、専門商社の光洋マテリカの株式24.1％を追加取得し、子会社化した。持ち株比率を51.5％に引き上げ、国内外で連携を進め、新たな顧客開拓や新規開発案件への取り組み、共同調達などを通じた相乗効果を見込む。光洋マテリカは自動車部品用と電子部品用の両分野を主力とし、海外にはタイ、香港、インドネシア、中国（上海）、ベトナムに子会社を持つ。

M&Aアドバイザーとしてのコメント：岡谷鋼機の光洋マテリカ株式追加取得による子会社化は、両社の強みを結集し、新たなビジネスチャンスを生み出すことが期待される。特に、光洋マテリカの海外子会社を活用したグローバル展開に注目したい。

記事監修者 : 濱田 啓揮

株式会社M&A Do 代表取締役
M&Aシニアエキスパート・相続診断士
東京都昭島市出身。慶應義塾大学理工学部を卒業後、大手M&A仲介会社にて勤務し、その後独立。これまで製造業・工事業を中心に友好的なM&Aを支援。また父親が精密板金加工業、祖父が蕎麦屋、叔父が歯科クリニックを経営し、現在は父親の精密板金加工業にも社外取締役として従事。