小田原機器がアズマの全事業を会社分割により取得することを決定。アズマはプリント基板設計やソフトウエア開発などを手がけ、路線バスで使われる運賃収受機器や表示・案内機器の製品化に注力している。内製化を目指し、システム開発やソフト開発の業務比重が高まっている。取得予定日は2020年7月1日。
M&Aアドバイザーのコメント:小田原機器のアズマ買収は、自社の製品開発に必要な技術やノウハウを内製化するための戦略的な買収と見られる。今後、小田原機器がアズマの技術を活用し、新たな製品開発に取り組むことが期待される。
株式会社M&A Do 代表取締役
M&Aシニアエキスパート・相続診断士
東京都昭島市出身。慶應義塾大学理工学部を卒業後、大手M&A仲介会社にて勤務し、その後独立。これまで製造業・工事業を中心に友好的なM&Aを支援。また父親が精密板金加工業、祖父が蕎麦屋、叔父が歯科クリニックを経営し、現在は父親の精密板金加工業にも社外取締役として従事。