宝印刷は翻訳サービスを手がける十印の全株式を取得し、子会社化することを決定した。十印は多言語ローカライズや技術翻訳などを得意とし、国際規格ISO17100を取得している。宝印刷はこれにより、翻訳事業のサービス品目の拡大や多言語化への対応力強化を目指す。取得価額は非公表で、取得日は2019年2月15日。M&Aアドバイザーとしては、宝印刷が翻訳事業に注力することで、グローバル市場での競争力を高めることができると考えられる。
株式会社M&A Do 代表取締役
M&Aシニアエキスパート・相続診断士
東京都昭島市出身。慶應義塾大学理工学部を卒業後、大手M&A仲介会社にて勤務し、その後独立。これまで製造業・工事業を中心に友好的なM&Aを支援。また父親が精密板金加工業、祖父が蕎麦屋、叔父が歯科クリニックを経営し、現在は父親の精密板金加工業にも社外取締役として従事。