安永は、韓国子会社の自動車部品製造会社を赤字が続いたため、株式95%を2社に約5億6400万円で譲渡することを決定した。譲渡先は韓国の自動車エンジン部品メーカーSEOJIN Automotiveと中国のZhangjiagang Jiahui Auto Partsで、2022年12月下旬~2023年1月に実施予定。残る5%についても譲渡交渉を継続する。M&Aアドバイザーとしては、グループ資産の最適化を図る上で、売却が最善の策であったと評価できる。
株式会社M&A Do 代表取締役
M&Aシニアエキスパート・相続診断士
東京都昭島市出身。慶應義塾大学理工学部を卒業後、大手M&A仲介会社にて勤務し、その後独立。これまで製造業・工事業を中心に友好的なM&Aを支援。また父親が精密板金加工業、祖父が蕎麦屋、叔父が歯科クリニックを経営し、現在は父親の精密板金加工業にも社外取締役として従事。