大陽日酸が、独リンデの米国HyCO事業の一部と関連資産を4億1300万ドルで買収する契約を結んだ。リンデは米プラクスエアとの合併に伴い、米国内の事業の一部を売却する必要があった。大陽日酸はこれにより北米市場での基盤を一層強固にすることができる。M&Aアドバイザーとしては、大陽日酸が北米市場での存在感を高めるために、積極的な買収戦略を展開していることが注目される。
株式会社M&A Do 代表取締役
M&Aシニアエキスパート・相続診断士
東京都昭島市出身。慶應義塾大学理工学部を卒業後、大手M&A仲介会社にて勤務し、その後独立。これまで製造業・工事業を中心に友好的なM&Aを支援。また父親が精密板金加工業、祖父が蕎麦屋、叔父が歯科クリニックを経営し、現在は父親の精密板金加工業にも社外取締役として従事。